政治経済について勉強することって皆様どのくらいありましたか?
ニュースで毎日のように、政治や経済について流れていますが
ぷんぷんはそれがどのように社会に影響するのか全く分からないなあ…と
ふと考えました。
避けて通れる【政治経済】
政治経済という勉強科目は高校時代になり出てくる。
小学校や中学校の時は【社会】という名前で勉強をする時間があると思いますが
その中で記憶にあるのは国民の3大義務や、衆議院・参議院などの名前…
民主主義ということ…。
そのくらいの貧しい知識が点々と記憶にあるだけ。
それぞれが線でつながらずにただ記憶しているだけであった。
政治経済の授業が始まった高校時代
政治と経済の勉強というのが本格的に始まったのは高校時代。
記憶が曖昧だけれど、ぷんぷんの学校はセンター試験に向けて
政治経済・倫理・地理・日本史という社会の教科の中から2つ選んでそれを集中的に勉強していくような仕組みであった。
政治経済は、中学時代に選挙法やら学んだ時に、面白くないしややこしいということでパス。
そのまま、英語系の大学に進学し…現在に至る。
つまり、政治経済の勉強はしなくても一切問題がなかった。
20歳になり急に選挙権が与えられる
大学時代も英語の勉強はしていたものの政治は全く触れる機会がなかった。
与党や野党についてもあまりわからず…ねじれ国会だの単語はニュースで聞くが
それが自分の生活にどのように影響するかが全く分からなかった。
ただ、20歳になり、選挙権が与えられ「さあ!投票しよう!」と迫られる…
正直、若者の政治離れは「関心がないから」ではなく「わからないから」という方が大きいように思う。
公約を政治家の人が言っているが、わかりづらい。なにを言っているのかはっきりしない。
また、さあ、投票して!と言われてもまず政党の種類から何からまず把握をしていない…
テストや学校だけがすべて、世間知らずなぷんぷん
ぷんぷんは、箱入り娘だ。
門限も厳しかったし、勉強はテストでいい点が取れるように育てられた。
もちろん、衣食住で心配をしたこともないので
世の中の仕組や、どうすればお金を稼げるかなんて考えたことがなかった。
ただ、テストでいい点が取れれば褒められる。
いい学校へ行けば褒められる。それだけ。
つまり、社会に関心を向ける必要がない守られた環境で育ってしまった。
良くも悪くも、家庭内がすべてで、社会の動きや政治経済にかかわらず
安定した暮らしをさせてもらっていた。
だから、バブル崩壊の話を社会の授業で聞いても、オイルショックのことを聞いてもピンとこない。
どこかの誰かが、困ったのか…。という程度。
大人になりようやく危機感を持つ
結婚をして、子供を育てる機会を持てて
ようやく将来のことや、お金のこと、仕事や保育園のことなど考える機会が増えた。
政治のニュースでも、老後の不安を解消するため!と言ったり保育園を充実させる!というような身近な悩みに対する発言があり聞くようになった。
どの人に投票したら自分が持つ悩みを解消してくれるのか…
これがどう影響するのかという話題ばかり
桜を見る会に、1万8千人?も招待されていて
その名簿がない…とか、政治家が問題発言をした…とかそういう話題ばかり。
実際にどういう風に日本が変わっているのかがわからない。
勉強不足という部分ももちろん大いにあるが
本気で若者や政治に疎い人間にも政治について説明しようという意思が伝わってこない。
大人になれば勝手にわかると思っていた
政治や経済について、世の中の大人はたいてい知っていると思っていた。
しかし、それは違うということにようやく気付いた。
ほとんどの人はしっかり知らないのだ。ぷんぷんのように。
大人になれば勝手に色々なことを勉強しなくてもわかると勘違いしていた。
家族もそういうことについては一度も言わなかった。
何不自由ない暮らしをさせてもらって感謝しかないが
社会勉強という意味では大人になった今でもまだまだ未熟で、一から勉強するしかない。
結論:大人になっても勉強は必須
大人になれば、勉強はしなくていいと思っていた。
そういえば、大人になっても勉強は必要という人がたまにいたっけ…。(塾の先生とか…)
恥ずかしいけれどその意味をようやく理解した気がする。
身体は勝手に大人になるし、結婚も出産も出来るけれども
そのうえで将来のことを考えたり子供のために何かしてあげたいと思った時にはテストのためではない社会の勉強が必要である。
わが子にも、自分自身と同様に不自由なく生活をさせてあげたいと思うが
テストだけではない社会についても少しずつ知ってもらいながら徐々に大人になってもらえるように育ってほしい。