先日、息子3歳と娘0歳と家で過ごしていた時…
息子と、ご飯を食べていて
娘を待たせていたので
食後すぐに
ごめんねー!お待たせしたねー。待っててくれてありがとう。
と娘に駆け寄った。
息子は
『どうしてありがとうなの?』
と不思議そうな顔をしていたが
よくよく話を聞くと
授乳中など、長男もいつも待たされているのに
待ってくれてありがとうなんて言われてない。と。
よく聞いてるなーって思ったと同時に
赤ちゃんだから、これをしたら褒めるとか
3歳だから、これをしたら褒めるとか
そのラインがわからない子にとったら
そう思うのが当然なんだなと思った。
私自身も、長女なのだが、物心ついたときには、3歳下の弟が常に褒められていたように思う。
今となっては、当時のそれぞれの年齢を考えると、当たり前である。
ただ、お着替えをひとりでできただけで褒められる弟と、ご飯を1人で食べても、残してしまったことに怒られる自分とでは、すごく差があったように感じたのだ。
今親になって見ると、兄が小さい時は、今の妹と同じように、いや、それ以上に褒めた記憶がある。
しかしながら当の本人は、自分が褒められた記憶など、もちろんあるはずがなく、妹が褒められている姿を日々目にしているのだ。
不満があるのは当たり前なのだ。
怒らない育児や、褒める育児と言うものが、世間では流行っているのだが、
我が家はそういったことよりもまず
お礼を均等に言ってあげたりそれぞれを見てあげて
頑張ってるポイントを褒めてあげるということに意識を集中させたい。
兄妹を見ていると、どうしても兄の方が大きくて、何でも出来るように錯覚してしまう。
でも、実際は、兄もまだまだ小さくて、一つ一つ努力をして成長しているのだ。
親は、ともすれば、兄なんだから、それぐらいできて当たり前だと、思ってしまう事も多い。毎日、忙しくて、なかなか褒めてあげたりするよりも、やらなきゃいけないことをできていなかったときに叱ってしまうことの方が多い。
出来なかった事ができるようになった時、頑張っていたことを褒めてあげる瞬間は人生においてそう多くない。
それを思えば
褒めてあげる時間の大切さを痛感する。
完璧な親になる事はできないが、今これに気づいたからには、毎日少しでもがんばっていると感じた事は、どんどん褒めてあげようと思う。
トイレトレーニングに、悩んでいたのが数ヶ月前だが、今では勝手に行くようになり
既にトイレに1人で行っても褒めてあげられていないのだ。
失敗したときは「もう少し早く行かないとダメだよ!」と叱るのに・・・。
実は、すごく努力をしているし、頑張っている事なのに。
ごめんね、、、と申し訳ない気になる。
同じように、ママも、パパも、毎日少しずつ努力をしている。
できないこともお互い多いが、大人でも頑張っていると感じたときには、素直に褒めてあげないといけないし、ぷんぷんだって褒められたいと思うのだ。