シングルマザー死ねって日本が言ってる
というブログを読んで・・・
シングルマザー死ねって日本が言ってる - misoyorishioha’s diary
最初は「この人、自分の悲惨な状況を伝えて文句を言うだけでもっと出来ることあるだろ!」
と批判的な意見を持っていたが
実際にこういう風に現状を包み隠さず伝えてヘルプを出せる人も必要だよな・・・と思ったのだ。
ぷんぷんの周りには「素敵な人」がものすごく多い。
素敵な人っていうとすごく曖昧な言い方なんだけど
映画で言うと真面目でいい人な主人公みたいな、そんな人。
馬鹿正直で、人を疑わずに生きている人。
映画では、結局ハッピーエンドになるのだが
実生活の、途中経過だけ見ていると、そんな素敵な人が損しているように見える事が多々あるのだ。
この前カフェでたまたま隣のテーブルに仕事の打ち合わせ男性3人組。内一人(一番若い)が先に退席する時に「お支払いどうしましょう」と言ったら一番年配の人が「じゃあこれ」って全員分の伝票を渡したの。若い子は困ってるけどしつこく伝票を渡す。なんて言うか冗談ぽく見せて本気がチラつくやつ。続
— 女社長ちゃん (@shibuya_ceo) January 25, 2020
こんなツイートを見かけたのだが 間違いなく私の知り合いの「素敵な人」は率先して払う。
ぷんぷんは、セコいし損得勘定をメインにしてしまうので
この場はさっさと払って、その後付き合いをやめるだろう。
でも、素敵な人はその後も誘われたら交流をするし
支払いも求められたらしてしまうだろう。
サービス残業や、休日に他の人を助けるための作業をしていることも多い。
夕食を食べに行って、「今日何してたの?」と言うと高確率で誰かのために何かをしていたりする・・・。
どう考えても、割りに合わないことも難なくこなしているから不思議だ。
そんな人に対して「知識が不足しているから、そうなるんだ」とか「もっと考えて行動しなよ!」とかアドバイスする人も多く見かけるのだが
※シングルマザーの記事に対しても
「もっとスキル身につけたほうがいいよ」とか「そんなの言ってる間に何かしなよ」とかそう言うコメントを多く見る
そう言う人は、ぷんぷんが言うところの素敵な人ではないのだ。
セコい人なんだよね。(いい意味で)
世の中は、セコい人で溢れている。
どうすれば、上手くいくか。
周りと差をつけて自分が得するにはどうしたらいいか。
いま目の前の幸せではなく他人と比べて得をする方法を知っているし学んでいる。
それを努力していると表現するし、頑張っていると世の中はいう。
でも、だから、世の中がギスギスしている。
クッションがなければ上手く回らないし、そう言う人たちを回す事ができるのは
クッションなのだ。つまり素敵な人。
不景気だし、そもそも経済成長もほとんどしていないように感じられる現代を
再び輝かせられるのは、こう言う損得勘定ができない素敵な人なのだ。
文句を言ったもん勝ちの社会。
損得勘定が得意な人ばかりが得をして、政治家になったり
お金持ちになっている。
極論を言わせてもらうと政治家なんて無一文でできる人がなればいいと思う。
シングルマザーの方のブログを読んで
もっと頑張っている人もいるんだから、何か行動したら?
と最初は感じたし、そんな風に愚痴を書いてる暇があったら何か改善努力したら?と思ったけれど、その考えが変わった。
ブログを読んで色々と考えていくとこういう風に苦しんでいる人がどんどん発言をしていくことで問題が見えてくる。
だって、この人のブログで見えたのって、「辛い・しんどい」ではなくって世の中ってこれであってる?と言う「疑問」だからだ。
何も言わずに、その疑問を持たずに損をしている素敵な人がたくさんいるはずだ。
だから、思ったことをどんどん発信していくことは
たとえ愚痴ブログであろうとみんなが色々考えられるきっかけになることに気づいた。
だから、愚痴ブログ賛成!!!もっとみなさんどんどん書いていこう!!笑